年の瀬。

あと数時間で今年も終わり。

 

最後の3日間はずっと体調が悪くて、ベッドとこたつを行き来しながら、ずっと寝ていた。なんか今年を象徴するような3日間だった。

 

今年はとにかくしんどかった。
人生で初めて長期にわたって体調を崩した。
もともと低空飛行ぎみではあったけど、夏に一気にきた。

 

理由はいろいろある。ここでは言えない。けど、苦しかった。
ずっと起き上がれなくて、ほとんど活動できなくなった。毎日毎日泣いてばかりで、鬱々としていた。どうしようもなく泣いた。とにかく自己嫌悪がひどくて、思考のなかで自分のことを追い込んで、責め続けて、でも何も変わらなくて、ことどこくうまくいかなくて、生きてることがどうしようもなくしんどくて、苦しくて、何度も何度も、死にたいと思った。消えたいという気持ちに心が覆われていた。毎日に色がなかった。何もかも嫌になった。

 

引きずり出されるようにむかしの嫌なこと、なかでもトラウマ的な経験を思い出した。

 

都留に一人。ひたすらさみしかった。
疎外感と孤独感でどうにかなりそうだった。ひたすら絶望した。

 

結局、院試はあきらめた。単位もあきらめた。いろいろな約束や誘いを断った。何もかも気力がわかなくて、身体が動いてくれなくて、あきらめざるをえなかった。

 

身体症状もつらかった。
夜になると毎日のように熱が出た。37.5℃くらいの微熱がずっと続く感じ。頭痛や疲労感がとれない。ふとしたときに首筋から背中にかけて締め付けられるように痛くなり、吐き気や動悸に襲われる。思考もぐちゃぐちゃになる。

 

家事も最低限しかできない。
自棄的に酒を飲むようになった。部屋には足の踏み場もないほど、ものが散乱してる。

 

複雑な感情に支配されて、朝まで眠れない。
早朝、新聞配達の原付バイクの音を聞いて絶望する。カーテンから降り注ぐ朝日を見て再び絶望する。今日も眠れなかった、と。そのせいで日中はほとんど動けない。夕方になりようやく起き上がれる、

 

そんな日々を過ごした。夏休みはほとんど療養にあてた。病院にも通い始めた。

 

進路がかかってる大事な時期なのに、何もできなかった。事情を説明するメールを書こうとしても、頭痛がひどくて、パソコンの画面がみられない。本を読もうとしても、とにかく文字が頭に入ってこない。情報がうまく処理できない。自分が自分じゃないみたいだった。そんな自分に嫌気がさして何もしたくなくなった。はらはらと涙が溢れてくる。

 

その期間、ほんとうにたくさんの人にたすけてもらった。何人もの人がしんどいときにそばにいてくれた。いろんな言葉に胸が救われた。たくさん勇気をもらった。五里霧中にいたけど、進むべき方向が少しずつ拓けた。

 

そのかたわらいろんなものを失ってきた。いろんなことをあきらめてきた。
人を傷つけた。おれも心がずたずたになるまで傷ついた。大切な人間関係も崩れた。

 

10月から徐々に体調も戻り始めて、少しずつ本も読めるようになった。11月からは卒論の執筆も進めた。けど相当無理した。すべてを忘れるように、忙殺される毎日に身を任せた。朝から晩まで遅れを取り戻すようにひたすら作業に打ち込んだ。そして帰宅してからは、泥酔するまで酒を飲んで、気を紛らわせた。そして倒れるように寝て、夜中に何度も中途覚醒する。そんな日々が今も続いてる。

 

何度もあの日に戻りたいと思った。繰り返し何度も考えては苦しくなった、ひたすら後悔した。でも自棄的な生活を送っても、ひたすら泣いても何も解決しない。

 

どんなに人の力をかりたとしても、最後に自分を労われるのは自分しかいない。いつまでも自棄的な思考に陥りがちだけど、少しでも”to be positive”のマインドでね、人生いきたいよね。 きっと大丈夫。

 

ここまで1500字くらい。もちろん書ききれないことはたくさんあるけど、思い出しながら吐き出した。来年こそ穏やかに過ごせる一年になるといいなと思う。自分も、みんなも。

 

読んでくれてありがとうございました。冷えるのであったかくしてくださいね。それではよいお年を。